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PROVENANSグループ / 事実で決め、実現まで伴走 — 1,400件超の実績

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SELLWELL REALIZATION TOOLKIT | 09 ─ DECISION EDITION

新規事業
評価軸・撤退基準
設計テンプレート

新規事業の評価が揉めるのは、案が悪いからではありません。評価の物差しが、会議のたびに変わるからです。本テンプレートは、6つの評価軸・ステージゲート表・撤退基準・経営会議用1枚フォーマットを、そのまま自社に持ち込める形で提供します。目的は「点数をつけること」ではなく、一度で判断が下りる状態をつくることです。

発行:セルウェル株式会社(事業創造の総合プロデューサー)| 6軸は当社の事業性評価の枠組みと同一 | 本資料は自社の事業検討の目的で自由にご利用いただけます

本キットの中身4枚のシート

CONTENTS

シート1評価軸チェックリスト(6軸×20項目)— 印象ではなく事実で埋める
シート2ステージゲート表 — ゲートごとの通過基準・撤退基準・投資上限
シート3撤退基準設計シート — 「もう少し」の罠を防ぐ事前コミットメント
シート4経営会議提出用 1枚フォーマット — 報告会ではなく判断の場にする
新規事業 評価軸・撤退基準 設計テンプレート | 1/5© Sellwell Inc.

シート 1評価軸チェックリスト — 6軸×20項目

EVALUATION AXES

各項目は「Yes/Noで答えられる問い」と「確認すべき事実」で構成しています。印象で埋めず、事実の出所(出典・年次・誰の発言か)を書くのがルールです。

軸1 市場性その需要は、実在するか

#問い確認する事実の例Yes
1市場規模と成長率を第三者データで言えるか政府統計・業界団体・調査レポート(出典と年次を明記)
2需要を生む構造変化(規制・技術・人口動態)を特定できているか制度改正・技術転換点の一次情報
3市場の縮小要因・反対勢力も把握しているか代替品・規制リスク

軸2 顧客実在性対価を払う人は、いるか

#問い確認する事実の例Yes
4「最初の10社/10人」の顔と名前を挙げられるか見込み顧客リスト
5顧客の生の声を直接聞いたか(社内の伝聞でなく)インタビュー録・商談記録
6顧客はいまその課題に「お金か時間」を使っているか既存の代替手段への支出
7価格受容性を確認したか支払意向の確認記録

軸3 競争優位なぜ、自社が選ばれるか

#問い確認する事実の例Yes
8競合(直接・間接・顧客の自前対応)を列挙したか競合マップ
9競合でなく自社が選ばれる理由を顧客の言葉で言えるか顧客インタビュー
10その優位は、まねされるまでに何年もつか特許・チャネル・データ等の防御資産
新規事業 評価軸・撤退基準 設計テンプレート | 2/5© Sellwell Inc.

軸4 自社適合自社の何が、活きるか

#問い確認する事実の例Yes
11既存の資産(技術・顧客基盤・チャネル・信用)のどれが効くか資産の棚卸し表
12「自社がやる必然性がない」と言われたら反論できるか
13既存事業とのカニバリ・ブランド毀損リスクを検討したか

軸5 実現可能性本当に、動かせるか

#問い確認する事実の例Yes
14専任の責任者と最低限のチームを確保できるか体制案(RACI)
15必要な許認可・規制対応を洗い出したか規制リスト
16供給・製造・オペレーションの成立性を確認したか試作・パイロット結果
17撤退時に失うもの(投資・信用・人材)を見積もったか撤退コスト試算

軸6 収益性いつ、どの規模で黒字化するか

#問い確認する事実の例Yes
18単価×数量×頻度で売上の式を書けるか収益モデル
19黒字化の時期と、それまでの累計投資額を言えるか損益計画
20「うまくいった場合」だけでなく悲観シナリオも作ったか感度分析
正しい使い方:20項目を全部Yesにしてから進むのではありません。ゲート(シート2)ごとに「どこまでYesが必要か」を決めるのが正解です。構想段階で軸6を精緻化するのは時間の無駄。逆に、投資直前に軸2が伝聞のままなのは事故です。
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シート 2ステージゲート表(記入式)

STAGE GATES

ゲート問い通過基準(例)撤退・保留基準(例)判断者次ゲートまでの投資上限
G0→G1
構想→検証
調べる価値があるか軸1・4がYes中心市場が構造的に縮小/自社の必然性なし事業部長数十万円(調査費)+担当0.5人
G1→G2
検証→事業化
顧客は実在するか軸2・3の一次情報が揃う顧客の声が取れない/価格が合わない経営会議数百万円(試作・テスト販売)
G2→G3
事業化→拡大
再現性はあるか初期顧客のリピート・単価が計画比◯%以上KPIが2期連続で基準未達経営会議事業計画に基づく
(自社版)

設計原則

・ゲートの数は3〜4で十分。多いほど官僚化します。
・「通過基準」と「撤退基準」は同時に決める。通過基準だけ決めた事業は、ずるずる続きます。
・投資上限をゲートごとに切る=失敗した場合の損失を先に確定させる。これが「小さく賭けて速く学ぶ」の実務形です。

シート 3撤退基準設計シート — 「もう少し」の罠を防ぐ

EXIT CRITERIA

項目記入欄記入ルール
撤退を判断するKPI(2〜3個まで)売上でなく先行指標(受注率・リピート率等)を推奨
基準値と観測期間「◯◯が2四半期連続で◯◯未満」のように数値+期限で
判断する会議体・判断者起案者本人に判断させない
撤退時に回収・転用できる資産学習・技術・顧客関係の転用先を先に書く
例外を認める条件「例外なし」も可。認めるなら条件を今書く
なぜ事前に書くのか:撤退判断が遅れる最大の理由は、基準がないことではなく基準を後から作ることです。渦中では誰もが「もう少しで芽が出る」と感じます。判断を疑えるうちに、基準を疑えない状態を作っておく。
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シート 4経営会議提出用 1枚フォーマット

ONE-PAGE FOR THE BOARD

【事業名】            【現在ゲート】G1→G2
【今日の判断依頼】検証フェーズ通過の可否(投資上限 ◯◯万円)
1. 市場性◯◯市場 ◯◯億円・年+◯%(出典・年次)
2. 顧客実在性見込み顧客◯社にインタビュー済み・◯社が有償トライアル意向
3. 競争優位競合◯社。選ばれる理由=「◯◯」(顧客の言葉)
4. 自社適合既存資産◯◯を転用。必然性=◯◯
5. 実現可能性体制◯名・規制◯◯確認済み・残リスク=◯◯
6. 収益性黒字化◯年目・累計投資◯◯万円(悲観時◯◯)
撤退基準◯◯が2期連続◯◯未満なら撤退(シート3より)
依頼事項G2通過の承認/◯◯部門の協力/予算◯◯
2つのポイント:① 6軸の順に並べる(会議の論点が毎回同じ場所に来る)。② 「判断依頼」を冒頭に置く(報告会にしない)。

むすび評価軸は「自社で回り続ける」か

THE SECOND LAP MATTERS

テンプレートは、導入した瞬間より2周目・3周目に価値が出ます。1周目で埋まらなかった欄——その多くは軸2(顧客実在性)の一次情報です——こそが、次にやるべきことの正体です。

次の一手:無料の新規事業「実現力」アセスメントで組織側の詰まりを、事業化スコア診断で企画側の詰まりを測れます。評価軸に載せる事実の収集は市場調査から。
新規事業 評価軸・撤退基準 設計テンプレート | 5/5© Sellwell Inc.

埋まらなかった欄が、次にやるべきことです。

多くの場合それは「市場と顧客の事実」。ここは社内資料だけでは埋まりません。
60分の壁打ちで、いまの企画に足りない事実と経営会議までの段取りを1枚のメモにしてお渡しします。

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